55歳300万ダイブ・少しは稼いだが赤字
僕は、これまでに情報商材へ
300万円以上をつぎ込んできました。
正直に言うと、全く稼げなかった
わけではありません。
少しだけ成果が出たこともあります。
アフィリエイトで数千円が
振り込まれたり。
FXで一瞬だけ利益が出たり。
教材通りに記事を書いて
「やっとアクセスが来た！」と
アクセスが来ただけでで、飛び跳ねて
喜んだこともありました。
しかし、その喜びはいつも一瞬だけ。
例えば、 教材やセミナー代など
コミコミの合計が25万円ほど
かかったとします。
そして、やっと1万円の利益が
出たとします。
こうなると、僕のような
凡人単細胞人間は、涙がでるほど
大喜びします。
しかしその後、
その手法を繰り返し続ける
ことができません。
何かを理由に継続できない。
そう、言い訳大魔王に蝕まれます。笑
そうなると、当たり前ですが、
利益が発生することは、
ほとんどありません。
ただただ、利益1万円に満足して
酔いしれてしまいます。
結果、報酬に対して24万円の赤字、
みたいなことばかり繰り返してました。
稼ぐための自己投資が、気づけば
損を積み重ねる遊び”になっていたのです。
ノウハウコレクターの罠
「これなら人生が変わる」
そう信じて、教材を買いました。
「これが最先端」と
聞けば高額な塾に入りました。
「簡単に稼げる」と
言われればツールを試しました。
「人間は変われる」と
煽られれば自己啓発セミナーにも通いました。
どれも最初はワクワクするんです。
続々と送られてくるマニュアルを開いて、
オシャレなオフィスでの講義動画を見て、
志を持った仲間とつながって、
「今度こそ、いけるかもしれない」
そんな希望を抱くのです。
でも、数日後には手が止まります。
仕事や体調などを言い訳に、
教材の宿題や課題を見ることなく
そのままフェードアウト。
煌びやかに見えた派手な大量特典は、
一切開かず放置プレイ。
最後は、
「こんなの稼げるわけない」と、
負け犬の遠吠えと共に終了するわけです。
しかし、
気づけば「次の教材」に
飛びついています。
ここまでくると、もう中毒です。
依存症。
つまり、病気なんです。
稼げる系商材ジャンキーの誕生です。
目的は、ノウハウを購入して、
あのワクワク感と高揚感を
味わうためだけが目的になります。
そう、当時の僕は 実践よりも、
「購入」で満足するように
なっていました。
典型的なノウハウコレクター
だったのです。
借金地獄の始まり
当然、貯金など残っていません。
代わりに残ったのは「借金」でした。
クレジットカードの枠はいっぱい。
リボ払いは永遠ループ。
返済残高は増えるだけの一方通行状態。
カードローンは、いつの間にか
親友のような存在になっていました。
返済日がカレンダーを
埋め尽くしていきます。
給料日が近づいてもワクワク感はなく、
ただただ憂鬱。
「返済額と残高」を計算するのが怖く、
現実逃避。
給料日とは、喜びの日ではなく、
「返済記念日」
お金が入ったその瞬間に消えていく日。
まさに、生き地獄。
給料日なのに、返済を終えて
口座に残るのは、
「これで生活できるのか？」
と思うほどわずか。
まるで、受け取るたびに
給料が消えていく光景を
強制的に見せられている
ようでした。
借金コレクターという現実
借金を返すために働き、
その働いたお金でまた新しい教材を買う。
そして、さらに借金が増える。
僕はノウハウコレクターでもあり、
借金コレクター にもなっていました。笑
「もうやめよう」と思っても、
次の広告やメールを見れば心が揺れる。
「今度こそ最後」「これで取り返せる」
そんな言葉を信じ、またカードを切る。
笑い話のように聞こえるかも
しれませんが、当時の私は本気で
笑えませんでした。
むしろ“老後破産確定領域”という
生々しい現実が、じわじわと
のしかかってきていました。
20代・30代のみなさんへ
お願いだから僕みたいに
ならないでくださいね。笑
気づけば“借金コレクター”になっていた
おっさんの末路を、あなたに味わって
ほしくありません。
「今度こそ最後」「これで取り返せる」
そう思って次々に飛びついた結果、
待っていたのは老後破産の影でした。
甘い広告の誘惑に飛びつく前に、
一度立ち止まって考えてみてください。
それだけで未来の地獄行き切符を
回避できます。
情報商材はどれも派手で、
僕のような凡人にも、
「これならできるかも」
と希望を与えてくれる
魔法的な魅力があります。
だからこそ、つい次々と手を伸ばしてしまうのです。
けれど、そこで大事なのは「購入の基準」です。
基準はただ一つ。
どんな人でも再現できる誠実な教材を選ぶこと。
そして、一度選んだ教材を信じて、
ひたすら勉強し、実践を続けてください。
そうすれば、僕のような借金コレクターに
なることはありません。
それに気づくのは、早ければ早いほどいいんです。
僕のようなバカなおっさんを反面教師にして、
未来の自分に笑われない選択をしてくださいね。
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