55歳おっさんが20代から学んだ意外な一言
正直に言います。
55歳にもなって、まさか20代の若者からマーケティングを教わるとは思いませんでした。
しかし現実は残酷でした。
僕は情報商材に300万円以上をつぎ込みました。
しかも、10年近い時間をかけて、コツコツ積み上げるのではなく、ただ無駄にドブに流すように消えていったのです。
残ったのは借金と、
**「何をやっても続かない自分」**という情けない現実だけ。
「今回は違う」「今度こそ成功する」そう思って教材を開いても、数ページで挫折。
積み上がったのはスキルではなく、やりきれない後悔と挫折感の山でした。
だから僕は一度すべてを諦めかけました。
「もう何をやっても無理だ」と。
けれども、180度考え方を変える言葉に出会ったのです。
それは僕を再浮上させた、まだ20代の若者の一言でした。
「まずはギブですよ。無料で価値を出さないと、誰も信用してくれません」
「人は、見ない、信用しない、行動しない」
売るのではなく、与える。
彼は当たり前のように言いました。
その言葉は、僕にとって頭をガツンと殴られる衝撃でした。
なぜなら僕は、ずっと“もらうこと”ばかり考えて、“与えること”を一度もしてこなかったからです。
だから僕はようやくプライドを外しました。
不思議と、あの時は晴れやかな気持ちでした。
この不要なプライドを捨てたおかげで、今までの常識や信じていたものがひっくり返った。
だからこそ今、こうして正直に、その話を書くことにしたのです。
ちなみに、この学びのきっかけになった教材は、僕のメルマガで詳しく紹介しています。
過去の僕と20代の彼──「派手さ」より「誠実さ」
昔の僕は、いわゆる「ギラギラ広告」や「高額商材の謳い文句」に弱い人間でした。
「限定!」「今だけ!」「これで一発逆転!」──
まさに僕が大好物にしていた魔法のフレーズです。
そんな言葉を見た瞬間、頭の中で勝手に**“未来の成功物語”**を描いてしまう。
- 「これを買えば来月には脱サラ」
- 「これで借金が一発で返せる」
まるで魔法のように未来が変わると本気で信じていました。
単細胞人間選手権があったら、僕は間違いなく上位に食い込むレベルです(笑)。
でも現実は、教材を手にしても最後までやり切れず、いつも中途半端で終わる。
だから学びは“経験”に昇華せず、ただの**「不愉快な証拠」**として積み上がっていったのです。
- 「また投げ出した」
- 「結局、僕は続けられない」
そんなレッテルを自分自身に貼り続けていました。
一方で、20代の彼は驚くほど淡々としていました。
- 「まずはギブ」
- 「売る前に助ける」
- 「誠実さが伝わる文章を書く」
どれもシンプルなのに、派手さより“役立つ経験談”を優先していたのです。
その姿を見たとき、僕は心の中でこうつぶやきました。
「ああ、これか。大切なのは派手さじゃなく“誠実さ”だったんだ」
その瞬間、僕の中で「売り込みの常識」が崩れ落ちました。
なぜなら、僕は「どうやって人を惹きつけるか」ばかり考えていたのに、彼は「どうすれば人を助けられるか」を考えていたからです。
惹きつける言葉より、救いになる言葉。
それが僕のマーケティング人生を変えたキーワードになりました。
ここまでくると、彼はもうマーケティング界のマザーテレサにしか見えません(笑)。
現場で効いた3つの学び
1. セールスは「ギブ」から始まる
僕は“無料で役立つもの”を先に出すようにしました。
たとえば、失敗談や「買う前に役立つチェックリスト」。
人は「先に与えてくれた相手」に返したくなる。
これは心理学でいう互恵性の原理です。
僕の場合、与えるものといえば“300万以上溶かした失敗録”。
でも、意外と感謝されるのです。
つまり、傷跡すら「ギブ」になる。
ここに気づいたことが大きな転換点でした。
2. デザインより「誠実さが伝わる文章」
もちろん見た目も大事です。
でも、見た目をピカピカにしても読み手の悩みは解決しません。
だから僕は、文章を**「疑問 → 不安 → 次の一歩」の順に組み立て直しました。
“デザインで飾る”のではなく、“道案内をする文章”**を意識したのです。
検索の世界でも「人の役に立つ・信頼できる内容」が重視されています。
だから僕は強く肝に銘じました。
文章の本質は見た目じゃなく中身。
そして、“誠実さ”こそが最大のデザインなのだと。
3. SNSは「売り込み」より「共感の積み上げ」
以前の僕は、投稿するたびに売ろうとしていました。
でも、それでは人は動きません。
だから考え方を切り替えました。
「売る」のではなく、共感 → 信頼 → 相談 → 購入の流れで関係を育てる。
データの裏づけ
- 企業公式SNSの投稿がきっかけで購買したことがある人:64%(PR TIMES/ファンくる調査)
- 商品購入前にSNSでハッシュタグを確認する人:55.1%(NEL株式会社調査)
つまり人は「売り込み」よりも、共感と信頼をSNSに求めているのです。
だから僕は、“いい話ポエム”ではなく失敗の泥臭さを出すようにしました。
「借金まみれの話」「教材を積んだまま放置した話」。
恥ずかしいけれど、そういう話にこそ反応が集まったのです。
まとめ
- セールスはギブから
- 文章は誠実さから
- SNSは共感から
この3つを意識するだけで反応は変わりました。
そして何より、**「人を助けられる実感」**が僕のモチベーションを変えてくれたのです。
……でもまあ、泥臭い失敗談を配るおっさんって、冷静に考えたら完全に**“実用性のあるおやじ構文”**ですけどね😂
星野流に落とし込んだ実践メモ
完璧ではありませんが、このZ世代の先生から教わったことを自分なりに落とし込みました。
僕が実際に変えたこと
- プロフィールと固定ポストを見直し
読者がつまずく石を先回りでどける内容に変更 - 失敗談の公開
何を買い、どこで挫折したかを赤裸々に公開 - チェックリストの配布
買う前に確認すべき5つの質問を提示 - 小さな成功の分解
うまくいった日と失敗した日の違いを比較
書き方ルール
- 1文は短く、断言する
- 3〜4行で段落を区切る(スマホで読みやすい)
- 「結論 → 理由 → 具体例 → 次の一歩」を見出しに入れる
結果
「読んだら保存した」
「自分もそれやってしまいそう」
そんな声が届くようになりました。
もちろん数字は上下します。
でも、共感が積み上がる手応えは、過去のド派手路線では一度も得られなかったものでした。
20代から学ぶ55歳──逆転フルコンボの第一歩
こうして僕は、20代から学ぶ55歳になりました。
かつては「おっさんが教える側」だと勘違いしていたのに、今は完全に逆です。
でも、不思議と悔しさはありません。
むしろ、これこそが**“逆転フルコンボ”の第一歩**です。
学び直す姿勢は年齢と無関係。
借金や失敗だって、今はぜんぶ「ギブ」の材料です。
もしあなたがこの文章を読んで、同じ落とし穴を避けられたなら──
それが僕にとって最大のギブになります。
……まあ正直、**「失敗を配るおっさん」**って冷静に考えると完全におやじ構文なんですけどね😂
ちなみに、僕を再浮上させてくれた教材の話は、メルマガで詳しく紹介しています。
同じように迷っている方にはヒントになると思うので、よかったら覗いてみてください。
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